パワーエレクトロニクスについて
「パワーエレクトロニクス」は「パワー」と「エレクトロニクス」から成るものです。
日本語にすると、パワーは強電、エレクトロニクスは弱電になります。
また、パワーは電力変換器、エレクトロニクスは計測器・制御器とも言えます。
電力変換器自体はスイッチの役割、そのスイッチを入り切りする役割が制御器ですが、
希望する変換結果を得るためには、その要求に見合う精度で計測をすることが必要です。
制御器・計測器が取り扱っている電圧や電流の大きさに比べると、
電力変換器で扱っている電圧・電流は、数千倍、数万倍、場合によってはそれ以上の大きさになります。
そのような大きな電力をスイッチするため、
システムによっては制御器が影響を受けて誤った制御となってしまい、
場合によっては、致命的な誤作動に繋がる可能性があります。
その要因は、強電のスイッチによって生じる高速な電位変動です。
私たちPECDDには、これまで多種多様な装置と電源システム開発を行なってきた実績があります。
ひとつひとつの開発の中で得た知識と経験から、電位変動の影響を受け難い最適なシステムを設計します。